4月の養生小話

だんだんと暖かい日が増え、新しい生活が始まる人も多い季節ですね。

今回は春の養生法です。

春は緑が芽吹き、花が咲く季節。
人間も自然と同じように過ごすことが良いとされています。
つまり春は頑張りすぎないこと、怒りすぎずのびのび暮らすことが大切です。

春に起こりやすい病として、集中力が無くなったり興奮しやすくなったり、皮膚病、胃腸の弱りなどがあります。

冬を越えて出てくる春野菜、特にタケノコ、レンコン、やまいも、ゴボウ、山菜などは灰汁が強いため人によっては湿疹が出たり消化不良を起こします。
旬のものだからと一度にたくさん食べるより少しずつ摂りましょう。

また、気温が上がることで急に血の巡りがよくなったり、朝夕の温度差で皮膚がかゆくなったり、風邪をひきやすくもなります。
適度な運動としっかり睡眠時間をとることが肝要です。

ちなみに春に食べると良いものは、酸味があるもの、香りがあるものが良いとされています。
にら、ねぎ、生姜、セロリ、キャベツ、カリフラワー、春菊、ほうれん草、あさり、イカ、柑橘類、いちご、キウイ等です。
身体が冷えやすい方は果物は減らし、温かいものを摂るようにして下さいね。



2021年02月28日