1月の養生小話(2023)

1月は年末年始のお休みから生活リズムが乱れやすくなります。
今回の養生話は 生活リズムを見直すために大切な「養生」についてです。

養生とは「生命を養う」ことです。
病気を未然に防ぐことを未病を治すといいますが、東洋医学は養生で身体を労り、未病を防ぐことを大切にしています。

自分でできる主な養生法は
食養生、休養、運動法の3つです。

①食養生
食事には医療と同様に身体を癒やす力がある
「医食同源」という言葉があります。

少食だと気血不足して免疫力が低下します。
(気血は身体を巡るエネルギー・栄養のことです。)
過食だと内蔵に負担がかり、気血の流れが滞り
ます。
甘いもの、脂っこいもの、冷たいもの、辛いものなどの偏った食事も、様々な病気を引き起こす原因になります。

旬の食材には、身体を整える作用があります。
何を食べていいか迷うときは、旬の食材をおすすめします。


②休養 
過度な労働は気血が消耗します。精神的なストレスも様々な症状を引き起こします。 
 
リラックスできる時間、睡眠が必要です。
何もせずぼーっとすることもリフレッシュにつながります。
身体を温めることも大切です。
シャワーよりも湯船つかり温まることでリラックスでき、良い睡眠にもつながります。

③運動
体を動かさないでいると、気血を流れが悪くなり、内蔵の働きも低下します。適度な運動は体力を養います。

手軽に行えるウォーキングは有酸素運動になりり、気血の巡りが良くなります。
ヨガ、ストレッチなどもゆっくり身体を伸ばすことで滞った気血の巡りが良くなります。



旬のものをバランスよく食べて、
適度な運動を習慣にしてしっかり休養をとることが養生で大切なことです。





2023年01月10日