5月の養生小話
新緑の美しい季節になってきました。今年も我慢のGWと言われていますが、何でも我慢をすると心身のバランスは簡単に崩れます。
今日は東洋医学で考える五月病の話です。
五月病といえば やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れない、頭痛、疲れやすい、イライラする、不安や焦りなどの初期症状。長引いてくるとうつ病に発展することもあります。
東洋医学では五月病は氣の疲労の病だと考え、大きく分けて二つのタイプがあります。
①新生活で氣を使ったり、氣を張ったりして氣を消耗する氣虚(ききょ)タイプ
②我慢を重ねたり、溜め込みやすくイライラする氣滞(きたい)タイプ
更に、ストレスや環境が変わったことで睡眠不足、暴飲暴食、運動不足などが起こりやすくなり、血が汚れやすく血流が悪い。胃腸に負担がかかる。など、悪循環により五月病が重くなっていったりします。
①の氣虚タイプはやる気が出ない、すぐ疲れる、クヨクヨしやすい、情緒不安定、体が冷えやすい、食欲が無い、軟便や下痢など。
氣が少なくなったことで起こる症状が多く見られます。
氣虚の方は氣が少ないことで胃腸も弱っているので、甘いものや冷たいもの、辛いものや揚げ物などは避けて。和食を中心にした食事が良いです。
疲れそうな事や人は避け、ひなたぼっこや、ゆったりした時間をとってください。
②の氣滞タイプはイライラしやすい、怒りっぽい、体がこりやすい、ため息が増えた、食べ過ぎてしまう、お腹がよく張る、頭痛、めまい、冷えのぼせやすいなど。
氣の流れがつまって起こる症状が多く見られます。
この方も甘いものや冷たいもの、アルコールや辛いものなどは避けて。柑橘類、みつば、にら、春菊、セロリなど香りが良いもの、酸味のある食べ物は巡りを良くしてくれるので良いです。
ウォーキングや散歩など足を動かすのも良く、お花やお茶の香りを楽しむなど五感を使うのもおすすめです。
氣虚タイプも氣滞タイプも睡眠が不足するのは良くないので、寝具や暖色の照明など寝室環境を整えたりするのも良いですよ。
今日は東洋医学で考える五月病の話です。
五月病といえば やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れない、頭痛、疲れやすい、イライラする、不安や焦りなどの初期症状。長引いてくるとうつ病に発展することもあります。
東洋医学では五月病は氣の疲労の病だと考え、大きく分けて二つのタイプがあります。
①新生活で氣を使ったり、氣を張ったりして氣を消耗する氣虚(ききょ)タイプ
②我慢を重ねたり、溜め込みやすくイライラする氣滞(きたい)タイプ
更に、ストレスや環境が変わったことで睡眠不足、暴飲暴食、運動不足などが起こりやすくなり、血が汚れやすく血流が悪い。胃腸に負担がかかる。など、悪循環により五月病が重くなっていったりします。
①の氣虚タイプはやる気が出ない、すぐ疲れる、クヨクヨしやすい、情緒不安定、体が冷えやすい、食欲が無い、軟便や下痢など。
氣が少なくなったことで起こる症状が多く見られます。
氣虚の方は氣が少ないことで胃腸も弱っているので、甘いものや冷たいもの、辛いものや揚げ物などは避けて。和食を中心にした食事が良いです。
疲れそうな事や人は避け、ひなたぼっこや、ゆったりした時間をとってください。
②の氣滞タイプはイライラしやすい、怒りっぽい、体がこりやすい、ため息が増えた、食べ過ぎてしまう、お腹がよく張る、頭痛、めまい、冷えのぼせやすいなど。
氣の流れがつまって起こる症状が多く見られます。
この方も甘いものや冷たいもの、アルコールや辛いものなどは避けて。柑橘類、みつば、にら、春菊、セロリなど香りが良いもの、酸味のある食べ物は巡りを良くしてくれるので良いです。
ウォーキングや散歩など足を動かすのも良く、お花やお茶の香りを楽しむなど五感を使うのもおすすめです。
氣虚タイプも氣滞タイプも睡眠が不足するのは良くないので、寝具や暖色の照明など寝室環境を整えたりするのも良いですよ。