7月の養生小話

まさかこんなに梅雨が早く終わるなんて驚きの6月でしたね
そして暑い日が連日続いていますね。
今月は夏バテ対策のお話です。


夏バテとは「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」といった夏の暑さによる体調不良の総称です。
高温多湿の夏の暑さは、気(エネルギー)、津液(水分)を消耗させます。
東洋医学では気や水分の不足を夏バテと考えます。

①気の消耗
夏は一番エネルギーを消耗させる季節です。汗とともに気が排出してしまうので元気、やる気を消耗して疲れやすくなります。
胃腸も弱るので食欲不振にもなります。

②水分の不足
目に見える汗だけでなく、不感蒸泄(呼吸や皮膚から目に見えない水分が蒸発)により水分不足になります。

夏は気と水分をチャージしましょう。
休息と水分栄養補給が重要です。

①休息 
睡眠は気を養います。
さらに早寝をすることで潤いの消耗を防ぎます。

②水分補給
常温、体温より温かい物
(体温より低い物を飲食するともとの体温に戻すためにエネルギーを消耗します)

③身体の熱さまし、潤いを補う食材
きゅうり、トマト、ゴーヤ、スイカ、キウイ、緑茶、豆腐、豚肉

 酸味のある食べ物
(汗のかきすぎを抑えます。食欲増進の効果もあります)
酢の物、梅干し、ラッキョウ









2022年07月11日