5月の養生小話
新緑のきれいな季節になりましたが、朝と昼の寒暖差はまだあり体調管理が難しいですね。
今月は五十肩(四十肩)のお話をします。
五十肩は肩関節周囲炎とも呼ばれており、
肩に激しい痛みが現れて、腕を動かすことが辛くなり肩関節が固まってしまう症状です。
40~50歳に発症することが多いため、通称「四十肩」「五十肩」と呼びます。
東洋医学では、五十肩は「老化」ととも肩に血流が悪化した「瘀血(おけつ)」が停滞して「冷え」「過労」などのストレスがきっかけで痛みが起こると考えます。
予防
①老化
老化の症状は腎の衰えと関係しています。
腎は生命の原動力のことです。
腎を元気にする食材
旬の食材、魚介海藻、長いも、納豆、黒豆、黒ごま
②瘀血(おけつ)
痛みをひきおこす、血流の滞りです。
同じ姿勢での長時間の仕事、運動不足などが体を緊張状態にして血流を悪くさせます。
適度な運動、ストレッチをしましょう。
③冷え、過労などのストレスをためない
入浴(湯船につかる)、肩を冷さない、十分な睡眠
五十肩を発症した時の対処法
(症状は3段階で進行します)
①炎症期
肩関節に炎症が起こり、痛みの強い急性期です。安静時や就寝時にも痛みあります。
対策
痛みが激しい時は患部を冷やして炎症を抑え痛みを和らげます。
ストレッチやマッサージをすると炎症が悪化して、痛みが激しくなることがありますので注意してください。
②拘縮期
関節が硬くなる慢性期です。痛みのため肩を動かせる範囲が狭くなります。炎症期ほどの強い痛みはありません。
対策
無理のない範囲で肩を動かし、入浴をしっかりして肩を温めて血行を促進させることが症状の緩和につながります。
お灸をすえるのも効果的です。
③回復期
痛みが減少して、肩が少しずつ動かせるにようになります。
対策
肩を冷やすと、治癒するまで時間がかかります。冬だけでなく夏は冷房で肩を冷やす機会が多いため、カーディガンをはおるなど肩周辺を冷やないよう注意してください。
五十肩は自然治癒するとも言われていますが、
放置すると関節が癒着して動かなくなることもあります。
適切な治療を受けられることをおすすめします。
回復を早め予後も順調となります。
今月は五十肩(四十肩)のお話をします。
五十肩は肩関節周囲炎とも呼ばれており、
肩に激しい痛みが現れて、腕を動かすことが辛くなり肩関節が固まってしまう症状です。
40~50歳に発症することが多いため、通称「四十肩」「五十肩」と呼びます。
東洋医学では、五十肩は「老化」ととも肩に血流が悪化した「瘀血(おけつ)」が停滞して「冷え」「過労」などのストレスがきっかけで痛みが起こると考えます。
予防
①老化
老化の症状は腎の衰えと関係しています。
腎は生命の原動力のことです。
腎を元気にする食材
旬の食材、魚介海藻、長いも、納豆、黒豆、黒ごま
②瘀血(おけつ)
痛みをひきおこす、血流の滞りです。
同じ姿勢での長時間の仕事、運動不足などが体を緊張状態にして血流を悪くさせます。
適度な運動、ストレッチをしましょう。
③冷え、過労などのストレスをためない
入浴(湯船につかる)、肩を冷さない、十分な睡眠
五十肩を発症した時の対処法
(症状は3段階で進行します)
①炎症期
肩関節に炎症が起こり、痛みの強い急性期です。安静時や就寝時にも痛みあります。
対策
痛みが激しい時は患部を冷やして炎症を抑え痛みを和らげます。
ストレッチやマッサージをすると炎症が悪化して、痛みが激しくなることがありますので注意してください。
②拘縮期
関節が硬くなる慢性期です。痛みのため肩を動かせる範囲が狭くなります。炎症期ほどの強い痛みはありません。
対策
無理のない範囲で肩を動かし、入浴をしっかりして肩を温めて血行を促進させることが症状の緩和につながります。
お灸をすえるのも効果的です。
③回復期
痛みが減少して、肩が少しずつ動かせるにようになります。
対策
肩を冷やすと、治癒するまで時間がかかります。冬だけでなく夏は冷房で肩を冷やす機会が多いため、カーディガンをはおるなど肩周辺を冷やないよう注意してください。
五十肩は自然治癒するとも言われていますが、
放置すると関節が癒着して動かなくなることもあります。
適切な治療を受けられることをおすすめします。
回復を早め予後も順調となります。