4月の養生小話
桜が花盛りですが、寒の戻りもあり、お花見には少し寒かったりもしますね。
今月は寒の戻りには気をつけたいぎっくり腰のお話です。
ぎっくり腰は腰や背中に突然起こる激痛で、全く身動きがとれなくなる場合もあります。重いものを持った時や、身体を急に捻った時などに起こりやすいのですが、心当たりがないけど急にぎっくり腰になったという場合も多いです。
ぎっくり腰は筋膜(筋肉を覆っている薄い膜)の損傷、炎症が主な原因と言われています。
東洋医学では筋膜は東洋医学での肝(肝臓)の機能と関わりがあると考えます。肝はアルコールや毒素を分解する他に、血を貯蔵して筋肉に栄養物質を供給したり、筋肉の収縮や弛緩を調節しているからです。
予防
①ストレスや疲労をためない。
十分な睡眠、入浴(湯船につかる)、気分転換、体を冷さない
肝は様々なストレスに弱く、精神的なものや寒暖差、温度差もストレスになります。
②血の巡りを良くする、適度な運動、ストレッチ
心当たりがなくぎっくり腰になる時は、運動不足などやコリで筋肉が硬くなり、硬くなった筋肉が急に引っ張られたり動くことで起こります。
③肝に血を蓄える食べ物を摂る
牛レバー、牡蠣、ほうれん草、しじみなどがおすすめです。
東洋医学では、そもそも春は肝が影響を強く受けると考えるので、肝の働きを高め筋肉の栄養不足を防ぎましょう
ぎっくり腰になった時の対処法
①安静
発症して72時間は筋膜の炎症が続きます。
寝ている時も疼くので、痛みの少ない姿勢を探して安静にしましょう。横向きで寝て、クッションを膝の下に入れたり、背中を支えるとよいです。
②アイシング
炎症を起こしている痛みを和らげます。
専用のアイスパックが無ければ、保冷剤や袋に入れた氷でもいいです。患部を15~20分冷してください。
その際は凍傷しないようタオルをまいて調節してください。
③無理をしない
痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動きましょう。
入浴、マッサージ、ストレッチなどは炎症がおさまってからです。
今月は寒の戻りには気をつけたいぎっくり腰のお話です。
ぎっくり腰は腰や背中に突然起こる激痛で、全く身動きがとれなくなる場合もあります。重いものを持った時や、身体を急に捻った時などに起こりやすいのですが、心当たりがないけど急にぎっくり腰になったという場合も多いです。
ぎっくり腰は筋膜(筋肉を覆っている薄い膜)の損傷、炎症が主な原因と言われています。
東洋医学では筋膜は東洋医学での肝(肝臓)の機能と関わりがあると考えます。肝はアルコールや毒素を分解する他に、血を貯蔵して筋肉に栄養物質を供給したり、筋肉の収縮や弛緩を調節しているからです。
予防
①ストレスや疲労をためない。
十分な睡眠、入浴(湯船につかる)、気分転換、体を冷さない
肝は様々なストレスに弱く、精神的なものや寒暖差、温度差もストレスになります。
②血の巡りを良くする、適度な運動、ストレッチ
心当たりがなくぎっくり腰になる時は、運動不足などやコリで筋肉が硬くなり、硬くなった筋肉が急に引っ張られたり動くことで起こります。
③肝に血を蓄える食べ物を摂る
牛レバー、牡蠣、ほうれん草、しじみなどがおすすめです。
東洋医学では、そもそも春は肝が影響を強く受けると考えるので、肝の働きを高め筋肉の栄養不足を防ぎましょう
ぎっくり腰になった時の対処法
①安静
発症して72時間は筋膜の炎症が続きます。
寝ている時も疼くので、痛みの少ない姿勢を探して安静にしましょう。横向きで寝て、クッションを膝の下に入れたり、背中を支えるとよいです。
②アイシング
炎症を起こしている痛みを和らげます。
専用のアイスパックが無ければ、保冷剤や袋に入れた氷でもいいです。患部を15~20分冷してください。
その際は凍傷しないようタオルをまいて調節してください。
③無理をしない
痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動きましょう。
入浴、マッサージ、ストレッチなどは炎症がおさまってからです。