12月の養生小話
今年も残すところ1ヶ月、なんだか気忙しくなり、とても寒くなりましたね。
今回は寒さが厳しくなると起こりやすい神経痛のお話です。
この時期は座骨神経痛で来院される方が多いです。
身体にはたくさんの神経が張り巡らされており、神経が何らかの原因で刺激を受けて生じる痛みを「神経痛」と呼びます。
お尻から足にかけてでたら座骨神経痛、
胸からお腹にかけてでたら肋間神経痛と呼ばれます。
東洋医学では神経痛のことを「痺証(ひしょう)」と言います。
痺は「つまって通じない」という意味です。
からだの気・血・水の流れが悪くなることで経絡(気血水の通り道)がつまり、痛み、しびれが表れます。
冬の神経痛は主に3つの原因があります。
①肉体疲労や精神疲労により体力が落ちて、自らからだを温められなくなる
②寒さによりからだの節々から冷え、冷えが全身に入る
③疲労や冷え、運動不足や睡眠不足などにより血流が滞り、ズキズキした痛み、引きつり感がでる
対策
①過労や気疲れをさけてください。
年末年始に予定をつめすぎないようにして、睡眠、栄養をしっかりとってください。暴飲暴食も避けましょう。
②身体を温めましょう。
神経痛は「冷やすと悪化」「温めると楽」なります。患部だけでなく、各関節も冷やしてはいけません。関節はツボが集まるところなので、冷えると気血が滞り神経痛がでやすくなります。
マフラー、腹巻き、レッグウォーマー、防寒保温に気をつけましょう。
シャワーではなくお風呂につかってください。
③適度な運動、ストレッチ
同じ姿勢をとり続けると、体の歪みや筋肉のコリなどが発生し、気血が滞り、痛み・しびれを引き起こします。30分以上同じ姿勢が続かないよう、ストレッチをしたり、座り直したりしてください。
今回は寒さが厳しくなると起こりやすい神経痛のお話です。
この時期は座骨神経痛で来院される方が多いです。
身体にはたくさんの神経が張り巡らされており、神経が何らかの原因で刺激を受けて生じる痛みを「神経痛」と呼びます。
お尻から足にかけてでたら座骨神経痛、
胸からお腹にかけてでたら肋間神経痛と呼ばれます。
東洋医学では神経痛のことを「痺証(ひしょう)」と言います。
痺は「つまって通じない」という意味です。
からだの気・血・水の流れが悪くなることで経絡(気血水の通り道)がつまり、痛み、しびれが表れます。
冬の神経痛は主に3つの原因があります。
①肉体疲労や精神疲労により体力が落ちて、自らからだを温められなくなる
②寒さによりからだの節々から冷え、冷えが全身に入る
③疲労や冷え、運動不足や睡眠不足などにより血流が滞り、ズキズキした痛み、引きつり感がでる
対策
①過労や気疲れをさけてください。
年末年始に予定をつめすぎないようにして、睡眠、栄養をしっかりとってください。暴飲暴食も避けましょう。
②身体を温めましょう。
神経痛は「冷やすと悪化」「温めると楽」なります。患部だけでなく、各関節も冷やしてはいけません。関節はツボが集まるところなので、冷えると気血が滞り神経痛がでやすくなります。
マフラー、腹巻き、レッグウォーマー、防寒保温に気をつけましょう。
シャワーではなくお風呂につかってください。
③適度な運動、ストレッチ
同じ姿勢をとり続けると、体の歪みや筋肉のコリなどが発生し、気血が滞り、痛み・しびれを引き起こします。30分以上同じ姿勢が続かないよう、ストレッチをしたり、座り直したりしてください。