10月の養生小話

コロナに始まり猛暑に豪雨。今年は生活や心身のバランスが崩れやすいことが多かったですね。

少しでも日々がほっと穏やかに暮らせるようなお話ができたらと、今月から季節の養生話を書いてみることにしました。

10月は食べ物と氣の話です。

東洋医学では体の中を氣と血と水が巡っていると考えます。その中でも氣は体が働くために必要な生命エネルギーです。

鍼灸治療はツボを使って氣を増やしたり流したりしますが、お家で氣を増やしたい時はどうすればいいのでしょうか?

氣は、ほっとしたり、質の良い睡眠でも増えますが、主には食べたものから作られます。
そして秋は四季の中でも旬の食べ物が気を増やす力を持ったものが多いです。

例えば秋の旬であれば、栗、かぼちゃ、さつまいも、きのこ、山芋、ねぎ。それに米。

他にも牛肉、鶏肉、たまごや豆なども良いのですが、どれもたくさん食べると良いわけではないのでご注意。
生ではなく火を通すことで体を温める力と氣を増やしてくれます。揚げるよりは焼く、煮るがおすすめです。


なんか疲れやすいな、元気がでないな、という時によく噛んでゆっくり食べてみてくださいね。

おざき鍼灸治療院

 

 

 

 

 

 

 

2020年10月01日